ゴルフスクールやレッスンに通う時に気を付けるポイント

投稿日:2021.05.05/更新日:2023.04.21

ゴルフレッスンに通っているけど、一緒に通い始めた仲間の方が上達が早いけど、どうしてだろう。


上手くなるために意識する事はあるのかな?
と悩んでいる方にアドバイスをします。

「目標を設定して取り組んだ方が上達が早い」ので、目的意識をもって挑むべきです。

目標があると、やるべきことが明確になって、モチベーションを維持しやすくなるので、より早く成長できます。

トップアスリートに注目してみると、兄や姉が同じ競技をやっていた選手が多いのです。

なぜか?

それは、兄や姉という身近な「目標」があり、追いつきたい!置いて行かれたくない!と考えるからだと言われています。

アスリートの例としては、ゴルフの宮里藍、フィギュアスケートの浅田真央、野球の大谷翔平、テニスの大坂なおみ、バドミントンの桃田賢斗、スキージャンプの高梨沙羅などが挙げられます。
 

ゴルフスクールやレッスンに通う時に気を付けるポイント

なぜ上手くなりたいのかを考える


目標を設定するコツとして、なぜ上手くなりたいのかを考えてみて下さい。

ゴルフは個人競技のスポーツなので、べつに下手でも楽しめます。

それでも上手くなりたいと考えているのなら、必ず理由があります。

それは、以下のような理由ではないでしょうか。
 

・家族や友人や同僚に追いつきたい。

・上手くなるとコース攻略の楽しみが増える。

・同伴者に迷惑をかけずにスムーズにプレイしたい。

・いつ職場の関係者に誘われてもいいように準備したい。

・1人で気軽にゴルフ場に行きたい。(1人でコースに行くと、上手い人と同じグループになりコースをまわることが多いので、ある程度の腕前が求められる。)

 
上手くなりたい理由を自覚すると、モチベーションも上がりますし、目標も立てやすくなります。
因みに私の場合は、自分より上手い後輩に追いついて先輩の威厳を保ちたい!

ということと、仲間内でスクールに通っているのは私だけだったので、ティーチングプロから教わったことを仲間と共有しながら練習したかったからです。

関連記事:ゴルフスクールをスコアに応じて選ぶ理由【目的別に解説】
 

目標を設定する


上手くなりたい理由を自覚したのなら、それに向かって何をするべきかを考えましょう。
がむしゃらにボールを打っていても、ある程度は上手くなります。

けれども、自分がスコアを悪くしているポイントを分析して練習した方が、少ない時間で上手くなれますし、やるべきことが分かった方がモチベーションも維持しやすくなります。  

よくある目標を述べてみます。

・池ポチャやOBの回数を減らす。

・ティーショットでフェアウェイをキープする。

・ゴルフカートに乗っていられる時間を増やして楽にラウンドする。

・100ヤード以内ならアプローチでグリーンに乗せる。

・1年以内にスコア100を切る!と周りに宣言してみる。

 

インプットとアウトプットの時間を決める


目標を定めたのなら、その目標を達成するために、どれだけの時間をインプットとアウトプットにあてるかを考えましょう。

インプットとは情報収集のことで、アウトプットとは実際に練習することです。  

インプットの例をあげてみます。

・YouTubeやTVなどの映像でプロのスウィングを研究する。

・雑誌やブログを読んで、考え方を取り入れる。

・ゴルフ中継を観て、コース攻略の参考にする。プロでもミスをすることを知る。

・同僚や友人、コーチなどとスウィングやコース攻略について話してみる。


アウトプットの例は、以下のような練習があります。

・ゴルフクラブを持って素振りをする。

・ゴルフクラブの代わりになるような、短めの重りを持ってスウィングする。

・お家でパターマットを使って打球する。

・打ちっぱなしに行って打球する。

・スクールでレッスンを受ける。

・ゴルフコースをラウンドする。

 

一般的に、インプットよりもアウトプットに時間を割く方がいいとされており、新しいスウィングやルーティーンを身につけるには、アウトプットが15時間から20時間ほど必要だと言われています。

ゴルフコースをラウンドするような練習は、前日から準備して、当日は移動も含めて1日かけてコースを回るので、なかなかの労力になります。

スウィング練習も、仕事の後にするとなると、あまり時間もとれないでしょうから、モチベーションが維持できる程度の練習量に留めておきましょう。

インプットとアウトプットのコツ


一気にインプットして一気にアウトプットするよりは、数分から数時間インプットして数分から数時間アウトプットするように、インプットとアウトプットをくり返す方が効率はいいようです。

それは、「直前に必要な知識なら気が入って身につきやすい」からです。  

多くの人が、以下のような状況において「明日使う知識」を必死に覚えた経験があるはずです。

・明日テストなので、今日は頑張って勉強しよう!

・明日は試合があるので、今日は対戦相手の情報やクセを覚えよう!

・明日は大事なプレゼンがあるから、今日は発表のイメージを固めよう!


身につけた知識がすぐに生かされる状況だと、モチベーションが上がりますし、知識を取り入れた直後に実践すれば、知識が定着しやすくなります。

なるべくアウトプットの前にはインプットをしましょう。

関連記事:初心者ゴルファー必見!失敗しないゴルフスクールの選び方6つのポイント! 

SUPERVISER この記事を監修した人

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インストラクター 新實 優太

公益社団法人日本プロゴルフ協会 ティーチングプロ会員 学生時代にアメリカへ短期ゴルフ留学高校卒業後にオーストラリアへゴルフ留学しゴルフの勉強をしてきました。 ゴルフは年齢問わずいくつになっても楽しめるスポーツです。基本を大切にしていけば上達の近道です。 これからゴルフを始める方も経験者の方も是非お越しください!皆様のゴルフライフが楽しくなるようサポートさせて頂きます!